シェ・イノ京橋のランチに2回行きました

東京が雪まじりの雨で寒かった日、シェ・イノ京橋にここ最近で2回目となるランチ行ってきました。お店に入ると井上シェフがコックコートのままバーコーナーでくつろいでいて「寒かった?」と気さくに声を掛けてくれました。以前にうかがったときも、コックコートのまま客席でお食事されていて(笑)、とってもなごみました。
では早速ランチの内容です。
しっかりしたボリュームの前菜
前菜は4種類ほど口頭で説明された中から、オマール海老とグレープフルーツと蕪とアボカドの甘酸っぱいサラダを選びました。少し甘めのビネガーソースがたっぷりかかった蕪でプリプリのオマールエビを包んで食べるとなんともいえない幸福感につつまれます(笑)。

▲オマール海老とグレープフルーツと蕪のビネガーソース
前回までの訪問では毎回、前菜は仔牛の胸腺とスモークされたフォアグラのサラダを頼んでいました。胸腺は脂がのっていてふわっと柔らかく、冷製のフォアグラは薄く切ったものですがスモークのいい香りがたまりません。フォアグラの下に隠れているのが軽くローストした鴨で、こちらもスモークされたものです。

▲前回の前菜:仔牛の胸腺のサラダ
安定のメインディッシュ
今回は前菜を新しいものにしたので、メインもこれまでに頼んだことのないものをということで、ホタテとモンサンミッシェル産ムール貝のサフランソースにしてみました。ちなみにメインもメニューではなく口頭で説明されますので分かりやすいです。ソースの塩味が少し濃かったけれど、プリプリと肉厚なホタテを絶妙にソテーされていて、濃厚なサフランソースとよく合います。モンサンミッシェル産のムール貝はとても小ぶりであまり印象に残らず、ホタテの圧勝という感じでした。

▲ホタテとモンサンミッシェル産ムール貝のサフランソース
前回までの訪問では毎回、メインはお店のランチの名物である、薄切り仔牛の中にハムとチーズを包み、細かいパン粉で覆って揚げたものに、赤ワインを煮詰めたような甘めのソースでいただくという贅沢な一皿です。

▲お店のアイコンメニューでもある『仔牛のコルドンブルー』
デザートはいつもワゴンサービスで、目の前で好きなものを好きなだけカットしてもらえます。パティシエの方が変わられたのか、ここ最近はムース系のケーキが多く、以前あったスフレチーズケーキがなくなってしまったのがちょっと残念ですね。今回は、雪まじりの日でお客さんも少なかったからか、デザートの種類がいつもより少なかったです。今回は洋ナシのコンポート以外の全種類を頼んでこんな感じでした。いつも、ワゴンが来ると「わぁっ」となる感じが今回なかったのでちょっと寂しいかな・・・

▲今回のワゴンデザート(ケーキは全種類)
前回訪問時はデザートは全種類までは頼んでいなかったのですが、こんな感じでした。

▲前回のワゴンデザート
前菜とメインとワゴンデザートと食後の飲み物で5,840円(+10%サービス料)です。ランチの価格は2016年4月に約1000円値上げされ、今の価格になりました。飲み物はワインももちろなりますが、私はランチではお酒は飲まず、いつもミネラルウォーターを1本(2人でシェアできます。ガス入りがガスなしか選べます。)を頼んでいます。ワゴンデザートの種類が増えることを期待しつつ、また行ってみたいと思います。

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