認可保育園6件見学したら、理想の保育園が見つかった話

息子の保育園に不満はないのですが、1日中走りまわっている活発な子なので、園庭のない今の園から広い園庭がある認可にいずれは移したいと思ってます。そんなわけで年明けから保育園見学をはじめてみました。自宅からバス・自転車・徒歩のどれかで通える公立公営の認可ばかりを6件見学し、話を聞いてきました。見学した結果は、ぜひ通わせたい園が1件、通わせてもいいかなという園が3件、ここはちょっという園が2件でした。
▲珍しく自宅からベビーカーに乗り、ポタポタ焼きをほうばる息子氏(2)
区の保育園課のHPだけでは情報が足りない
都心の中でも保育園事情が充実しているウチの区は、区の保育園課のHPもとても親切。各園の毎月の空き予定や、各園の入園に必要な最低基準ポイント(昨年実績)が公開されています。でも施設の築年数だったり、各年齢の人数、園庭の有無などの情報は出ていないので、それらの情報は各園を訪問(または電話)して集めるしかありません。
どうやって見学するの?
区の保育園課のHPをみると、「見学は各園に直接言ってね」とのことだったので、電話で事前予約しました。毎月第2・4火曜などと見学日が決まっている園もありましたが、ほとんどの園は日程調整してくれました。見学当日はどこの園も園長か副園長クラスの先生が各年齢の部屋や共有設備をすみずみまで案内しながら丁寧に説明してくれました。認可は超売り手市場なだけに、先生が親に対して厳しいイメージがあったのですが、杞憂に終わりました(笑)。
実際どんなことを聞いてみた?
時間も限られているので、聞きたいことを事前にリストアップしておきました(以下参照)。あとは見学しながらその都度聞いていく感じでした。
⚫︎園庭で外あそびする時間は?
⚫︎製作(工作)をする機会は多いか?
⚫︎近隣公園にもよくあそびにいくのか?
⚫︎給食は園で調理しているか?
⚫︎アレルギー除去食対応
⚫︎提供される食材と年齢制限(餅は○歳以下には提供しない、など)
⚫︎トイトレへの協力体制
⚫︎各年齢別の人数
その他、小学校併設の園であれば進学率や小学校設備(プールなど)の利用状況なども聞きました。
同じ公立認可でも園によって全然ちがう
アレルギー除去食、特定食材の年齢制限などは、「区が細かく基準を定めているのでそれに沿ってやってます」という一律の回答だったので安心しました。それ以外は同じ公立公営でも特色が全然ちがっていました。例えば、「園庭は十分広いけど近隣公園への遠征も行ってます」という園もあれば、「園の中でしか遊ばせない方針です」という園も。その他、「毎年保護者の方に園で使うぬいぐるみを手作りで作ってきてもらう」という園、「保護者参加イベントが多いから、了承の上で応募してほしい」という園、「1才児クラスまでは子どもがまだ楽しめないので運動会やお遊戯会はありません」という園、「近隣小学校と仲がいいので、よくコラボしてます」という園などなど。主には園長先生の信念にもとづいて、様々なポリシーがあって、聞いていてとても面白かったです。
とにかく数を当たってみるのがオススメ
見学していて、教育の内容はすばらしいけど園庭がなかったり、先生の人柄はすばらしいけど設備が老朽化してとても寒かったり、なかなか自分の希望にパーフェクト合う園ってなかなかないものです。何だかベビーカー選びに似ているかも。それでも見学を繰り返すと何が譲れない条件か分かってきました。そんな中、ある園長先生が親身になって私の今の状況を聞いてくれて、こちらも正直に自分の希望(広い園庭と築浅な設備)を伝えたら、「それならアナタ、うちじゃなくてあそこの園がいいわよ!見学行ってきなさい。」とどれまで候補外だった園を紹介してくれました。即電話で見学予約をして行ってみると、まさにパーフェクト!!!都心でめずらしいほど広い園庭で、遊具もあって、子どもたちが走り回っていました。設備も築数年で新しくてとても広いし、まさに非の打ち所がない園でした。紹介してくださった園長先生ありがとう!でした。何よりグッときたのが、わたしが1日の外遊びの時間を質問したとき、その園の先生が「お絵描きに夢中な子は室内でお絵描きをするし、外に行きたい子は外で遊ぶ、その日の子どもの気分によって自由にさせてますよ」と答えてくれたこと。あぁもうここに絶対入れたい!!!と思えたのです。
もともと候補外の園だったので、初動が遅れてしまい今年の4月入園はかないませんでしたが、空き待ちして来年までには入園させたいなと思っています。ママ友ゼロなタカエマは保育園情報ゼロからのスタートでしたが、とにかく数を回れば自分の譲れない希望が整理できて、結果、理想の保育園が見つかったよというお話でした♪
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