昭和大学病院の食物経口負荷試験。当日の流れと持ちもの

今日の午後、前々から予定していた息子の初めての鶏卵負荷試験のために昭和大学病院に行ってきました。

今朝は出張と重なり、持って行く料理などてんやわんやで準備しましたが、わたしにしては奇跡的に(笑)、忘れ物せずに行くことができました。


本日の負荷試験食材、炒り卵

ではまず忘れないうちに試験当日の持ち物リストをつくったので載せてみます。昭和大学以外で負荷試験をされる方も、ほぼ同じ感じかもしれません。

負荷試験当日の持ちものリスト

●負荷試験で食べさせる食品
●前回処方された緊急時薬(ザジテンドライシロップ1%など)
〇お皿、スプーン・フォーク
〇ガーゼ数枚(濡らしておしぼり代わりに)
〇飲みもの(お茶か水、ジュースはNGでした)
〇暇つぶしグッズ(拘束時間が約3時間なので必須)

持ちもののうち、●は病院から持参するよう言われた必須のもの、〇はなきゃ困ると思って用意したもので実際なきゃ困るものたちでした。

どこの病院もそうかもしれませんが、昭和大学病院でも負荷試験に使う食品は保護者が調理して持参する必要があります。

しかも計量し、食べる目標量の1/3量と2/3量に分けて持参するように病院からの指示もあります。

食器、おしぼり、飲み物、調味料、レンジも病院では一切用意してくれないので、すべて保護者が用意します。

わが家も負荷する食品を午前中は冷蔵庫で保管していたので、会社のレンジでチンしてから、息子を保育園に迎えに行き、病院へ向かいました(急いでいて保温していなかったので到着時は冷めてた)。

小麦アレルギーの負荷試験は「ゆでうどん」指定なのですが、ものすごい低~いテンションで冷たいうどんを食べているお子さんがいて、せめてレンジだけは貸してほしいなぁ~と思ってしました。

そんなこんなで当日の流れは以下のような感じです。

負荷試験当日の流れ

4F小児科で受付

体温測定、問診票記入、酸素測定

処置室で医師の診察(聴診器当てるのみ)、当日の説明

負荷試験開始(以後4Fから移動禁止)。1/3量を食べる

40分間経過観察し、問題なければに残りの2/3量を食べる

80分間経過観察し、問題なければ診察して終了

受付をしていると、今日は負荷試験にきたお子さんがすでに待合室にたくさんいて、もう食べ始めているお子さんもいました。

この試験はわが家も2カ月ちょい待ちだったので、特定の日にまとめて実施しているようですね。

負荷食材を食べるのも待つのも人でごった返した4F待合室のベンチ指定なので、親としても子どもとしても正直なかなかキツイものがありましたが、これ以上ないくらい安全にアレルギー食材が食べられるのだからワガママなんて一切言えないですね。

慣れていない負荷食材を食べさせるコツ

ちなみに、息子は卵そのものをほとんど口にしたことがなく、初めて食材に対して警戒心が強いタイプです。

先生にも食べやすくするために、他の食材と組み合わせたり、分かりづらく混ぜ込んでもOKとのことだったので今日はごまかし作戦でいきました。

合いびき肉の甘辛く味付けしたそぼろを別に用意して、サラダのりにごはん、そぼろ、炒り卵を乗せて、海苔巻きおにぎりにして卵の存在を目立たなくしてみたのです。

その結果「これたまご?」とはみ出した卵を気にしてはいましたが、1回目も2回目もパクパク食べてくれて大成功でした!

そして目標量の1/8個完食でき、寝るまで体調に問題なく過ごせていました。保育園で卵除去を解除するためには、難関の「かきたま汁」(加熱が少なくアレルゲンが残りやすい)をクリアしなければなりませんが、今日はその第一歩になりました。

次のステップは、病院の空いている時間帯に自宅で1/8個チャレンジを5回続けることです。先は長いが、がんばるぞ~

タイトルとURLをコピーしました