聖路加病院で人間ドック。直前でも胃内視鏡コースを予約する方法

直前予約で人気のコースを取る方法は?
先日、築地の聖路加病院で人間ドックを受けて来ました。都内屈指の人気のドックらしく、胃内視鏡コース(胃カメラ)はいつも3〜4ヶ月待ち。2月末に電話したときも、胃X線コース(バリウム)ならいつでもOK、胃内視鏡コースなら6月まで空きなしとのこと。バリウムは苦手な上、医師の友人からも「正確に見えないから胃カメラの方がいい」と言われているし、補助のの関係で年度末までに受けないといけないし困った・・・。でも結果として、ちゃんと予約できました!実は聖路加病院では検査のキャンセル待ちは受け付けない代わりに、webで空き状況がリアルタイムで見られるようになっています。まめにチェックすれば、直近の日程でも胃内視鏡コースに空きが出ていることがあるのです。今回も何度かチェックしたところ、2週間ほど先に胃内視鏡コースの空きが出たので、即電話で押さえました。

乳房検査は超音波の予約が取りづらい!でも当日空きがあればマンモから変更できる
それと女性の場合は、乳房検査はX線(マンモ)と超音波から選べるのですが、超音波の予約は早くに埋まるので取りにくいです。乳腺が発達している若年層は超音波の方がよいと婦人科の先生からも言われていたので、超音波が希望でしたが今回も空きなしでした。ただし、裏ワザがあって、検査当日にキャンセルが出たら変更できるので、当日受付で「もし超音波にキャンセルが出ていたら変えてください」とダメもとで申し出てみると意外と変更できるのです。今回はキャンセルが出ていたけどすでに埋まっていてダメでしたが、過去の2回は変更できました。ちなみに胃の検査の方は当日に検査方法の変更をすることはできません。
受付〜検査がはじまるまでの流れ
指定された時間に受付に行き、書類を提出して、ロッカーキーとカードをもらいます。指定されたカウンターで検便・検尿を提出し、看護師の問診を済ませたら、ロッカールームで荷物を預けて着替えます。検査着はロッカールームに各サイズ(S〜3Lだったかな)そろっています。検査着の下はパンツのみですが、胸のところが分厚くなっているので、恥ずかしくありません。
▲検査着。上着はS、ズボンはMを選びました
更衣室を出たら婦人科検査エリア以外は男女共用です。待合ホールは若干室温低めなのでガウンと靴下が置いてあります。
▲バスローブ調のガウン
待合ホールは雑誌がたくさんありますが、最近になってスマホ持ち込みがOKになったので、ほとんどの方がスマホを見て過ごしています。
検査の流れはこんな感じ
検査はまず、身体測定、血圧、骨密度、血液検査、肺活量、心電図、胸部X線、腹部超音波をめぐって行きますが、いちいち待ち時間がとても長い!女性はさらに、子宮頸がん検査と内診、乳房検査があります。9時受付でここまで終わってすでに13:30、つかれた〜。このあとさらに15分ほど待っていよいよ本日の目玉の胃カメラです、2回目だけどこわいよ〜。胃を洗浄する液体を飲み、肩に筋肉注射をし(前回は授乳中だったのでなし)、喉が焼けるように甘い麻酔液を喉に3分ためたあと飲み込みます。さらにかなり刺激的なスプレー麻酔液を喉にシュッシュされたら、マウスピースを付けて検査スタートです。胃カメラの太さは1cmくらいで、飲み込むときは、それはもうものすごく辛いです!木の棒を喉に突っ込まれるような感覚ですね。ただ今回は胃の動きを鈍くする肩の筋肉注射のおかげか前回よりもかなり楽で、画像を見ながら検査を受ける余裕がありました。検査自体は5分ちょっとくらいでしょうか、とても長く感じますが何とか耐えぬきました。
人間ドック後のお楽しみ、病院食にしては豪華なランチ
検査後、20分間待って喉の麻酔から解けたらいよいよ本日のお楽しみのランチです。和洋から選べて、この日のメインは「赤魚の味噌漬け焼き」か「鶏肉の赤ワイン煮」でした。主食は、ごはん、パン、稲庭風うどんから選べます。待っている間はコンソメスープをいただきますが、飢餓状態のせいかとても美味しいです。そうこうしているとランチが出来上がってきました。
▲鶏肉の赤ワイン煮と雑穀ごはん
洋風を選び、ごはんは雑穀米を選びました。お手拭き、ティーバッグ、デザートのクッキーには「ホテルオークラ」といんbさつされているので提携しているのだろうと思います。とはいえお味はいたって普通です。入院した時の病院食がコレだったら嬉しいなぁという程度。デザートはイチゴソースを添えたヨーグルト(セルフサービス)です。
最後に医師からの結果説明
お腹いっぱいになって、食堂で雑誌を読んで時間をつぶしていると、結果説明の15:30よなりました。聖路加病院では少しでも医師が気になる点があれば必ず後日の精密検査を強く勧められます。例えば肺にわずかに炎症跡がある⇒スライスCT、検査日に急に月のモノがかぶって検便で潜血⇒大腸内視鏡といったぐあいに・・・基本的に断れないので、その場で決断出来なければ、実施日未定で検査予約だけして、後で日程調整という流れになります。まぁ、ほんの少しの気がかりな点も見逃さないという意味では、いいドックなのだと思います。
この日は9時受付で病院を出たのが16時、7時間もかかった!やはり8:30の回(13:30頃に終了)以外は毎年待ち時間が長くなっているようですね〜。実際の検査時間は1時間強なので、今回は6時間近くが待ち時間ということに。来年は別のところにしようかなと思いつつ、胃カメラ慣れしているところでやりたいと思ってついつい毎年聖路加を選んでしまうタカエマでした。
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