東京医科歯科大学病院で帝王切開したときの話・前編

出産から2年8ヵ月が経ち、ここ最近になって帝王切開の傷あとがすごいスピードで治りはじめたタカエマです。ドレニゾンテープを2年ちょっと使い、傷あとに3回ステロイドの皮内注射をしてやっとここまできました(皮内注は帰省先の病院でやっただけなので回数少なめ)。もうすぐ完治記念に帝王切開の体験談してみます。これからはじめて帝王切開を受ける方の参考になればうれしいです。

入院は突然に・・・切迫流産で深夜の緊急入院
もともとの予定では手術前日からの入院で、経過もとっても順調だったのですが、手術7日前の夜に「おしるし」と「水のようなおりもの」を勘違いして、念のため産科に行ったところ、おしるしはなかったものの、切迫早産と診断されて深夜に緊急入院となりました。37週ちょうどで帝王切開する予定だったのもあり産前休暇を取らなかったのですが、前々日まで仕事する予定が狂ってしまい、入院中はとても落ち込みました。

切迫早産の入院中にしたこと
●子宮収縮抑制剤の点滴(入院先は原則後発医薬品なのでウテメリンの後発のルテオニン)
●とにかく安静にと言われ、トイレ以外の歩行禁止
●1日1回お腹の張りを計測
●会社PCを持ち込んでメールや仕事の引継ぎ資料の作成

入院中とにかくつらかったのが24時間つながれたままの点滴。さされた針が常に痛いし、ギチギチに固定された器具が皮膚にめり込んで痛い。さらに点滴の副作用で手は震え、動悸が激しくなり、頭痛もひどい。入院前の元気だった自分との差にますます落ち込みました。結局、点滴が何とか外してもらえないか相談し、入院から4日後にお腹の張りも落ち着いたので飲み薬への切り替えを許可されました。その後は副作用もなく快適に過ごせました。

手術の前日にしたこと
●通常より長い精密エコー検査
●麻酔担当医より手術当日の麻酔の流れと副作用の説明
●手術の同意書にサイン(万一の場合は全身麻酔に切り替えて緊急手術するなど)
●剃毛(看護師さんがバリカンでアンダーのほうをツルツルに・笑)
●引き続き会社PCで仕事のつづき(引継ぎが無計画&繁忙期だった)

超健康体で生きてきたわたしにとって、これがはじめての手術、脊椎&硬膜外麻酔で、術前は何をどうされるかわからない恐怖でいっぱいでした。予定外の入院にまいってしまっていたので、やっと明日で終わるという解放感はありましたが手術への恐怖が勝っていたと思います。執刀医を確認したところ、妊婦検診の担当医を含む「チームで行う」とちょっと濁されて説明され(実際、執刀医は二人で共に女性でした)、もうひとりの執刀医の方がとても若かったので内心ドキドキしました(もちろん大学病院そういう場所だと知っていましたので納得はしていましたが)。

手術当日朝にしたこと
●最後のエコー検査(この時点で逆子が直っていたら手術取り消しだけどミラクルは起こらず・笑)
●絶飲食(前夜から食べたり飲んだりは禁止)
●手術着に着替え、病院に用意された超キツい着圧ソックスをはく

出産当日だけは面会時間外でも付添人が病室に入れたので、朝10時の手術に向けた準備であわただしい時間でしたが、夫に早朝から来てもらったので少し緊張がほぐれて、恐怖心から「手術がんばるぞ!」という気持ちに切り替えられました。

手術開始~出産までは続編に書きます♪

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