1日10回授乳する完全母乳生活からどうやって職場復帰したか?

5カ月で離乳食を開始しても1日10回授乳する生活が続き、予定を4カ月遅らせて生後10か月で職場復帰に踏み切りました。

息子はもちろん自分の体が長い授乳間隔に対応できるかかなり不安だったのでまずはたっぷり2週間ならし保育の時間を取ることにしました。

ならし保育初日と2日目は2時間だけ預けました。預ける時、息子が私の膝から離れて自分で遊び出すまでゆっくり待ち、あっちを向いた時にさっと去るようにしたら、私を求めて泣き暮らすようなこともありませんでした。

3日目以降~1週間目まで午前の預け、翌週もはじめの2日間は午前のみ、その後2日間は午前+昼食+お昼寝まで、最後の1日は朝から通しで17時半まで預けることで、息子も無理なく保育園に馴染めたようでした。

私の職場にはとても理解があり、はじめの1カ月は保育園に昼休みとお昼寝後の授乳に通わせてもらいましたが、それでも夕方には胸はガチガチになって痛く、退勤後は大急ぎで保育園に駆けつけて、園内(応接室をお借りして)で授乳させてもらう生活を送りました。

出張などで昼休みとお昼寝後の授乳に通えない時は、保育園に冷凍母乳を預けて、ストローマグで(哺乳瓶が使えないので)飲ませてもらいました。

実はこの冷凍母乳を用意するのが、一番大変でした。色んなサイトで搾乳方法を調べたものの、書いてある通りにやってみても素手では全然絞れません。

手動の搾乳機は買ってみたものの、左右交互に繰り返しても合計50~90mLしか絞れないので、何日かに分けてストックを作る必要がありました。寝かしつけの後の搾乳タイムはかなり苦痛で、ストックをし忘れてしまった時もあり、そんな時は搾乳一回分を息子はあっという間に飲み干していたようです。

1歳の誕生日を機に昼休みとお昼寝後の授乳を止め、預ける直前に満タンに授乳して、その後はお迎えの時にまた授乳して帰るという生活が始まりました。はじめの頃は息子も朝夕に必死で飲んでいましたが、数カ月かけて徐々に、お腹のへり具合によってどちらかは飲まなかったりすることもありました。

一方で夜中~明け方の授乳は卒乳までずっと続きました。だいたい一晩で2~4回でした。登園・退園時の授乳は落ち着いても、この時間帯はおっぱい星人健在でした。

添い乳も試みましたが、何だかお互いにおさまりが悪くって結局うまくいきませんでした。途中で寝落ちして押しつぶしたりしないか怖かったのもありますね。

授乳の度に夜中に何度も起きる生活で職場復帰するのは不安でしたが、確かに眠いけど、10カ月の育休生活で身体がすでにそのリズムに慣れていたのか、意外と大丈夫でした。

ちなみに、息子の初めての言葉はやっぱり「ぱいぱい」でした。起床後など、おっぱいがすごく飲みたいときは「ぱいッぱいッぱいッぱいッ!」と言いながらハイハイで隣で寝ているわたしに猛突進してくるのです・笑。

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