牛乳アレルギーの怖さを思い知った最近のできごと

乳製品との揚げ油の共有でアレルギー発症
先日、ディズニーシーで乳を含まないフライドポテトを食べたところ強いアレルギーを発症してしまった息子。この時は同じ揚げ油でクリームコロッケを揚げていたことが原因だったことが分かりました(→前記事)。

▲せっかく低アレルゲンカレーを持ち込んだのにお店のポテト(右奥)で悲劇が・・・

揚げ油でアレルギー症状が出たことがなく今まで気にしていなかったのですが、クリームコロッケはほとんど乳成分でできているので揚げ油に大量に乳成分が溶け出してフライドポテトに吸収されてしまったようでした。ファミレスなどのアレルギー対応表は「原材料」として使われているものしか表示されていなくて、揚げ油の共有しているかどうかという情報は載っていないので症状の強い子どもにはとても注意が必要です。

カゼインNaでアナフィラキシーショック
そんな話を会社でしていた矢先、同僚の牛乳アレルギー持ちの小学生の息子さんが、なんとアナフィラキシーショックを起こして救急搬送されてしまいました。原因はおやつに食べたサラミの中に「カゼインNa」が入っていたのを見落としていたためだったのだそうです。サラミといえばカルパス(メーカー:ナガイ)が有名ですが、駄菓子シリーズでいうと、カルパスには乳が入っていないものの、スライスサラミとビーフジャーキーには乳が入っています。普段食べているメーカーの同じような製品だからと油断してしまいがちなので要注意です。

▲カルパス以外のシリーズは意外と乳成分入ってます(写真はメーカーHPより)

きっと大丈夫!はとても軽率で危険だった
そんななか、懲りずにジョナサンで食育おにぎりプレートなるものを頼んで大失敗してしまいました。このメニューはアレルゲン情報を見ると乳に●がついていたのですが、おそらくそれは唐揚げに含まれているもので、先日何度か唐揚げ単品を食べていて症状が出なかったので、「大丈夫なはず!」と軽率な判断をしてしまったのでした。

▲口を付けたのは以前も食べた唐揚げとウィンナーだけなのにアレルギーが出てしまった

結果、ジョナサンを出て20~30分後に手足にじんましんが出てしまい、すぐにジキリオンシロップ(抗ヒスタミン薬)を飲ませたものの、1時間くらいはじんましんが消えず、息子にまたつらい目に合わせてしまいとても後悔しました。その夜、引き出しから3月のアレルギー血液検査の結果を引っ張りだして見てみると、息子はまだ牛乳クラス6(6段階中最強)でした・・・。さすがにまだ少しずつ与えてみるのは早すぎると判断して、次の血液検査までは完全除去をつづけることにしました。

テキトーな店員さんの回答にあとからゾッとする
前回の帰省での帰り道のこと、タコ焼きを食べるチャンスがなかったので伊丹空港の「たこ家道頓堀くくる」でタコ焼きを買って食べることにしました。息子が食べたいというのでお店のリーダー風の店員さんに「牛乳は入っていますか?」と聞くと、しばらくの沈黙ののちに何も資料を確認せずに「入ってませんよ」という答えが返ってきました。ひとしきり買ってから食べる前にあの店員さんの対応が不安になって、HPで調べてみたところ、タコ焼き全種類に乳入ってるやん(泣)!!!信じて食べさせていたら大変なことになっていたかと思うとゾッとした出来事でした(息子に悪かったのでタコ焼きは夫と機内で息子が寝静まってから冷たくなったものを頬張りました・泣)。

息子の乳アレルギーが小学校までに治ってほしいと切に願ってはいるのですが、まだこの血液検査の結果だと専門病院にかかっても負荷する治療も始められないだろうし、治療の効果は個人差が大きいのでこの先もかなり不安です。つらそうな息子の様子をみると妊娠中や授乳中の食生活の何が問題でこうなったのだろうと悲しくなることもあります(もちろん無関係だとは理解していますが)。息子のかかりつけの小児科医はおおらかな方針で、息子がまだ小さいこともあり(小さいとアナフィラキシーなどは出にくいとの考え方)、ほんの少し食べさせてみて症状が出れば、しばらく除去をつづけてみてとの指導でした。卵の方は快方に向かっているので、乳だけは完全除去でつづけてみたいと思っています。アレルギーの治療のことについてもまた後日書いてみたいと思ってます。

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