ふたりめ不妊①不妊の原因は帝王切開瘢痕症候群?

突然ですが、ふたりめ不妊治療をはじめました。息子は自然妊娠だったので初めての試みです。

正直、友人達も見ているこのブログで書くか、ひっそりと(?)別ブログを立てるか迷いました。

でも、1日のべ数百人の方が見てくれるまでに育ったこのブログで発信する方が役に立てるのでは?同じ悩みをもつ読者さんがいるかも?と思いいたり、と勇気を出してこのブログで書くことにしました。

これまで通りジャンルにこだわらない記事も書きつつ、不妊治療のこともかいていくので、興味のない方はスルーしていただければと思います。


最近息子が描いたはじめての父母の絵。成長を感じるとともに焦りも感じます

これまでの経緯と治療を決めるまで

第一子から先月にいたるまでを参考までにまとめてみました。

【わたしの妊活歴】

2013年 30代になってまもなく1周期目で妊娠
2014年 逆子のため37週に帝王切開で息子出産
2015年 息子10カ月のときに育休から復帰
2016年 ゆる~く6周期ほど不定期で妊活→×
2017年8月 本腰を入れて以下のように妊活開始

【使った妊活ツール】
①排卵日予測カレンダー(ハイテスターHP)
②排卵検査薬DAVID(中国製)
③排卵日検査薬タケダ・ハイテスター(日本製)
④排卵日検査薬クリアデジタル(アメリカ製)

【現在までの戦績】6戦0勝
1周期目:①使用、タイミング1回→×
2周期目:①使用、タイミング2回→×
3周期目:②使用、タイミング4回→×
4周期目:②&③使用、タイミング1回→×
5周期目:②&③使用、タイミング4回→×
6周期目:②&④使用、タイミング3回→×

本格妊活を開始してからは排卵日1~2日前をターゲットにして結構がんばったんですけど残念な結果に。4周期目を過ぎた頃から深刻に悩みはじめました。

そんな頃、本屋で見かけたコウノドリ妊娠・出産Q&Aブックで妊娠希望カップルの大半が3ヶ月以内に妊娠にいたるという記述をみて衝撃を受けました。

そこから不安が一気にピークに達し、自己流では限界を感じて、病院を探し始めました。6回失敗したら病院へと思っていたので、先月の撃沈で受診を決め、先週初診にいってきたところです。

ふたりめ不妊の原因は帝王切開瘢痕症候群?

自分が不妊ではないかと気付いてから、まずは不妊の原因について、調査の鬼と化しました。

前から内科に行く前には気になる症状の診療ガイドラインを読みこみ、知識の乏しい内科医(結構多い)には処方を指定していたくらいなので調査は得意です(笑)

阿修羅のごとく不妊情報を調べまくった結果、帝王切開後に妊娠しない自分の症状が「帝王切開瘢痕症候群」ではないかと思いいたりました。

帝王切開瘢痕症候群とは、子宮の傷が完全に治らずに凹凸になり、そこから出血することで着床が妨げられ、妊娠が難しくなるというものです。

論文報告によると、子宮内で出血のおよぶ範囲が広いほど妊娠のしづらいこと、帝王切開時の子宮の筋層の縫い方によって帝王切開瘢痕症候群の発症率が変わるという報告がありました。

自覚症状としては、生理が終わってからも排卵日付近までだらだらとコーヒー色の帯下が続くことと、なにより帝王切開後に妊娠にいたらないことです。

帝王切開後の不妊の原因として最近になって提唱されはじめた症状なので、まだ治療法も確立されていないのが現状です。

それでも、なすすべない訳ではなく、縫合部を再手術することにより、高い確率(少なくとも半数の方)で1年以内に妊娠にいたったという報告もあります。

一方で再手術には相当の苦痛がともなう上に、手術しても妊娠にいたらない方も一定数います。

どのような方が手術適応なのかというガイドラインもまだ確立できていないので、手術という決断は相当な掛けになるのではないかと思います。

帝王切開瘢痕症候群の手術については第一人者である富山中央病院の谷村先生のブログに詳しく書かれていてとても参考になるので、気になる方は読んでみてくださいね。

2016年以降ブログの更新がないため最新情報は不明ですが、富山中央病院には帝王切開瘢痕症候群の治療を希望する患者さんが全国から殺到しているようです。

帝王切開瘢痕症候群の確実な診断には子宮鏡検査という、すごく痛い検査が必要なのですが、私は先週初診のエコーでわずかに黒い点が見つかり、先生曰く「血かもしれないね」とのことでした。

来月、タイミングが合えば子宮鏡検査をする予定なので、また検査の様子や結果などを書きたいと思います。

不妊の記事を書くのって、ちょっと精神的にもキツイものがありますね。。。病院さがしのお話はまた次回にでも。

不妊治療のひよっこですが、調べた情報はすべて出していくので、同じ悩みを持つ方、よろしくお願いいたします!

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