ふたりめ不妊③昭和大学病院の人工授精は1万円!!

ご無沙汰しております!会社の発表会と夫の長期出張と息子の管理入院(食物負荷試験のため)が重なり更新が遅れてしまいました。

つらいよと題したこのシリーズですが、先日の旅行や通院を始めたこと、それとこうしてブログに書いたことで、二人目不妊のストレスが激減しました。

今は通っている昭和大学病院でこれからどんな治療をするのかワクワクする毎日。卵管造影と子宮鏡検査にたいしては恐怖しかありませんけど。


息子作のおひなさま。最近顔を正確に描けるようになりました

では早速ですが、今周期の状況と今後の治療方針について書いてみたいと思います。

旅行中に想定外の排卵日がやってきた

先日の初の家族旅行となる北海道旅行でのこと。予測カレンダー(タケダ・ハイテスター)の排卵予定日は旅行の後でした。

だけど1回のチャンスもムダにしたくなくて排卵検査薬(ドクターズチョイスとクリアブルーデジタル)は持参しました。

おそらく多くの方がそうだと思いますが、私の場合もいつも生理後~排卵に向かっておりものが変化します。

排卵の直前には必ず卵白状のおりものが出るのですが、ちょうど旅行初日にそれがありました。

え~、まだ検査開始日前なのにずいぶん早いな~と思いつつ、その日の深夜に持参した2種類の検査薬を使ってみたところ、どちらも陽性が出ていて、あわててタイミングを取りました。

翌日以降はドクターズチョイスのみでテストしましたが、前日(薄い線)よりもさらに薄い線だったのでそれ以降はタイミングはとらず、今周期はたった1回のタイミングで終了(泣)。

こんなふうに検査予定日に排卵寸前(もしくはすでに排卵後?)という経験は前にもありますが、なかなかあせってしまいますよね。排卵があまり早すぎるのもよくないと聞くので不安になるし。

ちなみに、感度が業界トップというドクターズチョイスですが、クリアブルーデジタルが陽性になる日でも線の出方が超薄かったです。

私の場合は以前使用していたDAID(感度はドクターズチョイスより低い)の方が線の出方が濃淡くっきりで分かりやすかったです。

ただ、ドクターズチョイス説明書によるとそもそも線の濃淡は関係なく、「線が出ると陽性」との判定なので、本当は翌日以降もタイミングを取るべきだったのかもしれません。

昭和大学病院2回目の受診内容と治療方針の決定

ちょうど、タイミングを取った日から3日後が昭和大学病院の2回目となる受診日でした。当日の内容は以下のとおりです。

経腟エコー(卵胞チェック):
どちらの卵巣にもタマゴは確認できず排卵済みとのことでした。ベストタイミングだったかもしれません。

クラミジアの検査:
初診時は終わりかけの生理中だったので見送っていたので今回実施しました。卵管造影の前には必須の試験とのこと。

フーナーテスト:
タイミングが3日も前なので念のためということでしたが、生存しているオタマジャクシはいませんでした。

血液検査の結果確認:
甲状腺ホルモン(TSH、Free-T3、Free-T4)やLH(黄体形成ホルモン)、FSH(卵胞刺激ホルモン)、プロラクチン(乳腺刺激ホルモン)、E2(女性ホルモン)の値についての報告で、どれも異常なしでした。よかった!

この日、初めて今後の治療方針について主治医に希望を伝えました。

できるかぎり情報収集した結果、人工授精を数回(可能なかぎり連続して)実施して、ダメなら体外へ進みたいとの結論にしたのです。

「すぐにでも人工授精をはじめたいです!」と前のめりに伝えたところ、必要な検査をできるだけ早期に実施して、早ければ来期からはじめられることになりました。

人工授精に進むためには、夫婦で感染症検査(梅毒、B型肝炎、C型肝炎、HIV)の検査が済んでいることが必須条件とのことでした。

そのための血液検査は土曜日でも可で、時間も8:30~16:30ならいつでもOKとのことなので共働き夫婦にとってはありがたいです。

夫の方は、私の次の生理がきてから実施することになりましたが、私の方は早速この受信日の次の土曜日に血液検査を受けてきました。

主治医に治療方針を話すついでに「ダメだったら体外受精に進みたいのですが、人工授精の回数の目安は何回ですか?」と質問したところ、「だいたいみなさん5~6回で次のタイミングへ進まれますね」とのことでした。この辺は事前に調査した情報と同じでした。

30代半ばという年齢的にもタイミングを1回もムダにしたくないので、通院の頻度は増しますが、人工授精の合間に必要な検査を受けていくことになりました。

帝王切開瘢痕症候群のことが気になって仕方ない私は卵管造影か子宮鏡と考えていたのですが、主治医からは、まずは「骨盤部造影MRI」をやってみましょうと提案され、早速予約もしました。

この際は、お金のことは気にせず、できる検査はドシドシやってみたいと思っています(とはいえ昭和大学は治療費が安いので法外な請求はされないはず)。

今回の受診で少し安心できることがありました。この日の経腟エコーでは帝王切開の傷付近には血液は確認できないと言われたのです。

排卵前が最も血が溜まりやすく、今回は排卵を過ぎてしまったので次回以降に確認が必要ですが、主治医が以前診た帝王切開瘢痕症候群の患者さんの所見とは違うとのことでした。

ということで、帝王切開瘢痕症候群ではないかもしれませんが、それを調べる意味でもまず骨盤造影MRIという提案なのだそうです。

主治医はとてもハキハキとした口調でテキパキと治療を進めてくれる女医さんで、患者の言うことを真摯に受け止めてくれ、なるべく意に沿うようにしてくれます。

言葉遣いも非常に気を遣ってくれて、絶対に辛辣な言い方はしない本当に素敵な先生です。

ネットの口コミで不妊クリニックの医者にとんでもない暴言をはかれたという話は意外にも多かったのですが(とくに人気クリニック。殿様商売だからかな?)、昭和大学は小児科も含めて人格者のお医者さんが多くて安心です。

少なくとも不妊治療入門者(検査~人工授精)はストレスフリーで通えるベスト病院だと思います。

初診は予約なしですぐ診てくれたし、次回以降の予約はかなり混んでいますが、待ち時間も少なくて通うのが楽です。

ちなみに、人工授精にトライするにあたり説明書をいただいたのですが、昭和大学の人工授精は10800円と激安です!

不妊クリニックだと2万はかかるので、やっぱり昭和大学を入門先(体外となると未定ですが)として選んでよかったです。

次回以降は自分が使ってみた排卵検査薬のくわしい感想の話やタイミングの手段としてのシリンジ法についても書いていきたいと思います。

ご興味のある方はひきつづきお付き合いいただければ幸いです♪

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