NIPTも実施可。昭和大学病院の出生前診断の種類と費用

ご無沙汰しております、タカエマです。またまた間が空いてしまいすみません!

ここ1か月、疲労感がハンパない一方、仕事はどんどん忙しくなり、帰宅後はゲッソリーな日々を過ごしていました。

昭和大学病院での妊婦健診

現在、妊娠14週に入り、次回からはこれまで通っていた旗の台の昭和大学病院から提携クリニックの妊婦検診に移ることになりました。

昭和大学病院では選択と集中のため、ハイリスク妊婦を除き、34週までの妊婦検診は指定の提携のクリニックで行うようになっています。

そのためこれまでの妊婦検診の待ち時間も最大でも1時間弱で、提携クリニック制度は混雑緩和に確実に役立っているようです。

さて、先月の妊婦検診でのこと、助産師さんから一枚の紙を手渡され、次回の妊婦検診で提出するように言われました。

そこには胎児精密超音波検査や出生前診断の項目が一覧になっていて、必須検査には同意の有無、オプション検査には希望の有無を記入するようになっていました。

息子を出産した東京医科歯科大学では出生前検査の希望を尋ねられることは一切なく、自分から申し出ない限りは、実施の有無も含めて全く情報が得られませんでした。

なので、昭和大学のこの対応はかなり驚きでした。気になっても聞きづらいと感じる妊婦さんが多い中、はっきりと意思表示を求められるこのシステムはとてもよいと思います。

昭和大学病院で実施可能な各種検査一覧と費用

紙に書かれてあった各種検査は以下の通りです。

検査名     実施時期    料金
————————————————————-
◎基本検査(必須)
胎児精密超音波検査
妊娠初期     11-13週  ¥10000  
妊娠中期     18-20週  ¥15000
妊娠末期     36週    ¥3000
————————————————————-
○オプション検査
非確定的・胎児染色体スクリーニング検査
NIPT(35歳以上)10-15週  ¥183600  
コンバインド検査 11-13週  ¥25000
クワトロ検査   15-18週  ¥21000
————————————————————-
確定的・胎児染色体検査 
絨毛染色体検査  11-15週  ¥112500
羊水染色体検査  15週以降 ¥112500
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遺伝子外来  ¥3000~8000(応時間)
(遺伝カウンセリング外来)
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昭和大学はNIPTの数少ない実施施設の一つで、こちらで分娩予定のない初診の妊婦さんでもウェブ予約可能です。

ただし、ウェブ予約枠は制限があり、予約時に8週以降であり、10~15週の間で予約日を決める必要があるので、ご希望の方はご注意を!

分娩予定の方は別枠ないので先ほどの紙を提出したその日に受けることができます。

NIPT以外はウェブ予約枠がなく、おそらく分娩予定の方が対象かと思いますが、他にもコンバインド検査も可能で、大学病院でをやっているところは珍しいのではないかな?

確定的検査も含めて胎児ドック専門クリニックなみの検査項目があり、そして、どの検査を選んでも選択理由を追及されることはありません。

それどころか、待合ロビーで「NIPTを受けられるた〇〇さ~ん!」と助産師さんに大声で呼び出される方がいるほど、あっけらかんとした雰囲気でした。(さすがにデリケートな検査なのでNIPTのとか言わなくてもいいんじゃないかと思いましたが)

結局、コンバインド検査を選んだ

私は年齢的にNIPTも対象だったのですが、費用がとびぬけて高額なため、かなり迷った結果、コンバインド検査を受けることにしました。

ちなみにコンバインド検査を希望すると、必須検査である胎児精密超音波検査でNTなどコンバインド検査に必要な項目も測定してもらえます。

実は前回の妊娠時も出生前診断を一度は検討し、希望を伝えたりしたのですが、遺伝カウンセラーの方に「なぜ検査を希望されたのですか?」をやや詰問調で問われたりして、東京医科歯科の雰囲気としては非推奨という印象でした。

結局、前回は「検査で染色体異常が分かり、もし胎動を感じているこの子を諦める決断をしてしまったら、精神的に立ち直れないだろう」との結論にいたり、一切検査を受けませんでした。

その一方で、やはり出産当日まで不安で不安で仕方なく、産まれてすぐ「ますかけ線」がないか息子の手をこじ開けて確認しようとするほどでした。(新生児のグーの力があまりに強くて結局よく分からなかった・笑)

今回はコンバインド検査を希望したのは、前回のように不安に押しつぶされたくないという自分のための理由も大きいのですが、先に産まれた息子のことも考えました。

いくらきれいごとを並べてみても、親の亡きあとに息子が背負うものの大きさを考えると、正直なところ「絶対大丈夫、どんな子でもどんとこい!」と自信を持って言えない自分がいました。

また次回以降に、コンバインド検査を受けた結果と心境変化についても書いてみたいと思います。

それと、コンバインド検査の詳細、理系夫婦の我々も混乱して訳が分からなくなった出生前診断に関わる色々な確率(検出率、偽陽性率、陽性的中率etc)についても次回以降に分かりやすく説明してみたいと思います。

それでは更新をしばしお待ちください。


息子画伯(3)作の家族。いつもニッコリを最大化した口を描きます

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