コンバインド検査その後。羊水検査を迷った私の結論

ご無沙汰しております、タカエマです。

だいぶ間が空いてしまいましたが、コンバインド検査の結果を聞いてからの心境変化や、考えた検査のことなどを書いていきたいと思います。

結論から言うと、かなり迷走した結果、コンバインド検査以外の検査を受けない決断をしました。

コンバインド検査でダウン症「1/270」というギリギリ陰性の結果を聞いた私。

ネットでは4桁の大半で、そんな方々の「もし3桁なら不安だった~」などの安堵の言葉を見るたびに心臓がぎゅっと縮むような思いに駆られました。

羊水検査について問い合わせてみた

不安のスパイラルにおちいった私は、ついに羊水検査について妊婦検診に通っている病院へ問い合わせました。

ただただ、羊水検査で陰性であることを確認して、心の底から安心したいという気持ちからの行動でした。

昭和大学病院では羊水検査は15週から可能で、検査は日帰り、事前に遺伝カウンセリングが必要とのことでした。

費用については以前の記事でも触れましたが112500円で、迅速検査の結果は中3日で出るそうで、最終報告は約2週間後とのことでした。

昭和大学へ電話での問い合わせは対応してくれたのは助産師さんでしたが、けっして詰問口調になることはなく、答えにくいだろう質問にも丁寧に回答してくれました。

FMC東京クリニックの羊水検査

もう一か所、羊水検査を検討したのはFMC東京クリニック。コンバインド検査もこちらで受けようか迷っていたのです(結局費用の安い昭和大学病院を選んだ)。

HP情報では、16週から可能(安全面を配慮して15週では実施しない)で、こちらも日帰り検査です。

検査結果までの所要期間はHPに記載がなく、実際にFMCで羊水検査を受けた方々のブログによると、昭和大学とほぼ同じのようでした。

羊水検査の費用は昭和大学の倍ほどかかりますが、FMC院長先生のブログによるとほぼ毎日実施しているそうなので熟練した手技は期待できそうです。

(昭和大学での羊水検査の実施件数が分からないので比較できないですが、取り扱い分娩数から考えて、こちらも少なくない件数なのではと思います)

羊水検査のリスクは実施者の「慣れ」によるところが大きいとされているので、実施件数の多さは病院選びの一つのポイントになるかと。

羊水検査の病院選びで一番大切なこと

そして、羊水検査をどこで受けるかを決める際に、忘れてはならない重要なポイントはもう一点あります。

それは、万が一陽性となった場合、検査を実施した病院がどこまでフォローしてくれるかということ。

FMC院長先生のブログを読むと「羊水検査は実施しているけど、結果通知後は一切サポートしない」という病院がとても多いそうです。

陽性判定でただでさえパニックに陥っているのに、病院から「後は知らない」と放り出されるという状況は想像するだけでも恐ろしいことです。

検査の結果、どのような決断をするにいたっても、それに寄り添ってフォローしてくれる体制が整った病院を選ぶのがとても重要です。

FMCは万が一のフォロー体制については院長先生のブログに書かれていますので気になる方は読んでみてください。

昭和大学病院にも問い合わせの際に確認しました。具体的な内容は避けますが、FMCを上回るフォロー体制だと思えたので、もし受けるならここにしようと考えていました。

そうだ、羊水検査は侵襲検査だった

羊水検査を受けようか迷ったので、コンバインド検査の結果も含めて最近出産した親友(外科医)に打ち明けました。

「陰性やのに気にしすぎちゃう?羊水検査は侵襲も高いしなぁ」

その言葉に、はっと冷静になりました。それまで考えまいとしてきたけど、子宮に針を刺す羊水検査には確かに流産のリスクがあるのです。

「実はほとんどリスクがない」とする論文もあったりして、推進派(?)なお医者さんのブログなどではよく引用されているのですが、愛読している産科医きゅーさんのブログでも指摘されている通り、結論の持っていき方がちょっと作為的な印象だったりします。

羊水検査による流産や破水のリスク

そこで、羊水検査を受けて破水や流産になったという方のブログを探してみることにしました。

結果、予想以上の数が見つかりました。そして、内容を読んで戦慄を覚えました。

羊水検査と早期破水や流産との関連は、もともとこれらが検査と同じ時期に起こりえることなので難しいと思っていました。

でも経験者の方のブログを読む限り、羊水検査の直後や同日など、明らかに関連がありそうなタイミングで早期破水や流産となっている方が多かったのです。

ある方のブログで大阪の羊水検査の実施件数が多い病院で、検査を受けた3000人のうち34人が流産(うち4人が羊水検査が原因の可能性あり)、それとは別に羊水検査後に11名が破水したとの情報が紹介されていました。

3000人中15人、つまり200人に1人は羊水検査が原因とみられる流産・破水をするということになります。

ようやく出た私の結論

早期破水して赤ちゃんが助かった方のブログも読みましたが、絶対安静で長期入院されており、フルタイムの仕事を持っている私には死活問題だと思いました。

コンバインド検査は陰性でダウン症は1/270の確率、かたや羊水検査は1/200の確率で破水や流産が起こる、そう考えると自然と「検査はしない」と結論が出ました。

ということで、悩み虫の私の出した結論と出すまでのウダウダを書き綴ってしまいましたが、どなたかのご参考になれば幸いです。

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