小児科で余った薬はどうしてる?理系ママの対処法
先週の日曜から夫が長期の海外出張だったのですが、出張に出かけたその日の昼間から39℃の高熱が!
OMG!普段めったに熱を出さない息子なのにこんな時に。。。しかも激忙weekと重なってしまいピンチ!
こんな風に休日で急に病院に行けない時のために、我が家では小児科でもらって余った飲み薬(粉末)はアルミ製のチャック袋に入れてストックしています。
完全に自己責任での判断なのですが、わたしがこうするのには一応それなりの理由があります。
病院で処方される薬のほとんどは室温で3年はもつように作られています。ただし、それは「光や空気が入らない状態で保存した場合」という条件つきです。
また、病院で処方された飲み薬は薬局で分包されるので、市販薬と違って使用期限が表示されていません。
よほど回転率のいい薬でなければ処方された時点でその薬は「作りたて」ではないはずですが、使用期限ぎりぎりでもないはず。
というわけで、余った薬は遮光して密封した状態で常識的な範囲内で室内保管していれば、まだまだもつはずなのです。
ただし、個包装でない液体の飲み薬は衛生面のリスクが高いので、処方された期間以上は保存せずに処分しています。
保管の注意点としては粉薬の入った透明な袋、錠剤の入った片面アルミで片面が透明みたいな包装は意外と気密性が低く、吸湿しやすいこと。
吸湿してしまうと薬の成分が不安定になってしまうこともあるので、アルミ素材のチャック袋を使っています。
もう一つの注意点として挙げておくべきは、小児科は混合薬が多いこと。
薬(特に飲み薬)は互いに相性の悪い成分が意外と多くあり、それらを混ぜた状態で保管すると成分が不安定になってしまうのです。
医師や薬剤師は飲み合わせの相性は知っていても、成分の安定性についての相性までは、まず知りません。
さすがに製薬会社も配合剤(製品自体が混合薬)の場合を除いて、薬局で混合して調製されるような場合は想定外なので「●と△の混合薬は相性が悪い」などという情報は手に入りません。
そこで、我が家では余った薬の保管期間を半年と決めて、それを超えると処分するようにしています。
ちなみに、飲み薬以外でよく処方される貼り薬(ホクナリンテープ)や塗り薬(ヒルドイドやロコイド軟膏)は表示されている使用期限まで保管しています。
薬局で混合された軟膏ツボに入った塗り薬は、軟膏(油ベース)とクリーム(水と油の混合物)などが多く、あまり安定ではないので保管せずに処分しています。
繰り返しになりますが、完全に自己責任の判断にはなりますが、ご参考になればうれしいです。
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