ワーママ休業でタイ弾丸ツアー:プーパッポンカリー、カオマンガイ、ガイヤーンのお店

今回のバンコク旅行の最大の目的は「食べ歩き」。5度目なので観光はせず色んなお店を食べ歩いてきました。

●ソンブーン(Surawong店)
まずは1日目の夜に行ったプーパッポンカリー(蟹と卵のカレー炒め)の有名店ソンブーン。本場のプーパッポンカリーを食べてみたかったので期待が高まります。

店外にはこれから炒められるカニさんがいっぱい。

さっそくプーパッポンカリーを注文。3サイズあり、S:380バーツ、M:550バーツ、L:1000~1200バーツでした。大人4人でMサイズを1皿頼みましたが、大皿でドーンという感じで十分すぎる量でした。

蟹の身がぎっしり詰まっているので思い切って手に持ってかぶりつくのがおすすめです(手洗い用のライムとお湯の入ったボールももれなく持って来てくれます)。食べやすいように殻は割ってくれていますが(といっても亀裂が入っている程度)、ときどき割れていないものがあるので店員さんに伝えれば厨房で割って持って来てくれます。

他に頼んだのはヤムウンセン。辛いのは好きな自分でもかなりヒーハーな辛さでしたが味は抜群でした。

それとシーフード満載のレモングラスの酸っぱいスープ。貝・魚・蟹のエキスが出ていて、それにレモングラスの爽やかさが加わって以外とあっさりしていますので、濃厚なプーパッポンカリーの口直しにぴったりです。

ソンブーンの内装はフードコートのようで床もタイル張りだし決して正装していくようなお店には見えませんがバンコクではかなりの高級店の部類にはいります。為替では100バーツ=320円ほどですが、現地での価値は100バーツ=1000円くらいに相当しますので、プーパッポンカリー1皿が5000円の感覚ですね。何度も行きたいというお店というよりはバンコクに来るなら一度は行っておいてもいいかなというお店です。

●カオマンガイ2店
つづいてのご紹介は2日目の朝ごはん、「カオマンガイ」です。この日は目当てのローカルに大人気というカオマンガイ屋(スクンビット通りのナイキオイという店)がどうしても見つからずに断念し、ウィークエンドマーケットで有名なチャトチャック市場から歩いて15分ほどの室内版チャトチャック市場という「JJモール」までやってきました。こちらの2階のフードコート(室内なだけに清潔感あり)はタイカレー、トムカーガイ、ヌードル系などほとんどがタイ料理で、その中に1件だけカオマンガイを扱っているお店がありました。店頭にゆでた丸鶏も3羽ほどぶらさがっているし、タイ人のお客さんがひっきりなしに来ているので期待して注文。40バーツでした。

鶏は冷たいですが、複雑でやさしい甘みのあるタレも含めて、とっても美味しくていつまでも食べていたい味でした。フードコート内の無名店だからと期待していなかったのですがいい意味で裏切られました。ちなみにフードコートでは現金は使えず、フードコート内のカウンターでプリペイドカードを購入してそれで支払います。余ったらまたそこに持って行けば返金してくれます。

カオマンガイに刺激を受けて、もう一件行ってみました。今度はバンコクNo.1と言われているピンクのカオマンガイでおなじみの「ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム」というお店です。BTSチットロム駅から歩いて約10分のところにあり6時頃から営業していて、常に行列の絶えないお店です。お店にはドアはなくてほぼ外で、回転率がいいので行列していてもすぐに案内されます。

メニューをみるとカオマンガイは40バーツですね。「セパレート」といってお肉(大きさにより60、120バーツ)とごはん(10バーツ)別々にも頼めますが、ごはんとセットのカオマンガイにしました。

出来たてのアツアツでお肉は少なめ、ごはんは多めです。

ごはんにはよくお肉のスープがしみ込んでいますが、鶏もちょっとパサッとしているし味はいたって普通でした。人気の秘密は添えられているタレではないかと予想。というのはJJモールのフードコートのお店と違って、こちらのタレは「生姜!ニンニク!」という強い主張を感じるガツンとして分かりやすい味なので万人受けしているのではと思います。

●サバイジャイ レストラン
つづいては2日目の夜に行ったガイヤーンのお店。BTSのエカマイ(Ekkamai)駅から歩くこと15~20分ほど(タクシーに乗ればよかったという距離でした)、到着したのは「サバイジャイ レストラン」。外の席とエアコンの効いた室内の席(おそらく値段は違うと思うけど室内でも安いです)があり、もちろん室内の席を選びましたがほぼ満席で最後の1卓でした。かなりの有名店らしく駐在の日本人の方が何組もいました。

まず定番メニューのガイヤーン。骨付きでジューシーな鶏で、添えられた茶色い方のソースもやみつきになる美味しさ。

つづいてソムタム。定番の青いパパイヤのサラダですね。ヒーハー言ってしまう激辛さでした。

つぎは写真では何だかよく分かりませんがトムカーガイですね。

鶏のココナッツミルクの酸っぱいスープです。ガイヤーンのお店だけど、このスープが一番おいしかったかもしれない。分かりづらいのでメニュー写真も載せておきます。

つづいては、Pla-Kra-Phong(プラーカボン)という白身魚のレモンスープ煮です。バックパッカー時代からよく食べていた大好きなメニューです。

魚の上にはこれまた大量のニンニクとプリッキーヌ(激辛唐辛子)のみじん切りが載せらせていて、食べると口中が痛いくらい辛い!プリッキーヌのみじん切りが小さく刻まれ過ぎて排除もできず、スープにもよく辛みが溶け出して悶絶ものでしたが、味自体はレモンの酸っぱさと魚のダシとニンニクと唐辛子が効いてとっても美味しかったです。

注文されるかたは辛さひかえめで頼まれるように強くおすすめします(メニューを指さしてLess spicyとかReduce hotとかで通じるかと)。

バンコク食べ歩きの旅、まだまだ食べ物のお話は続きます。それではまた次回♪

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